オスグッドで小学生の頃から走ると膝が痛くなるのを繰り返していました。

オスグッドで小学生の頃から走ると膝が痛くなるのを繰り返していました。

地域:京都市左京区

お名前:K 様

年齢:中学生

性別:女性

来院された経緯・理由

中学校で陸上部に入り長距離の練習をしていたら膝が痛くなってしまいました。小学生のころから走ると膝が痛くなるのを繰り返していました。

院長からのコメント

小学生のころから、約4年間もオスグッドに悩まされていたのは辛かっただろうと思います。それでも中学で陸上部に入り長距離にチャレンジされたことは本当にすごいことだと思います。

オスグッドで長く悩んでいた方もたくさん来られますが、残念ながらオスグッドの一般的な施術というのは対症療法でしかないのです。だからこそ根本的に改善せずに、繰り返してしまうケースが多発しているのです。

オスグッドの場合、スポーツをしていて発症することが多いです。彼女の場合は走ることですが、この痛くなる時の動作が根本的な原因だったりするのです。
走る時に、膝に負担をかけるような走り方になっているから、オスグッドになり膝が痛くなるのです。走っている時に膝にかかる負担を他の部分に分散させることができれば、それだけで膝の痛みは軽減していくのです。走り方、体の使い方を変えるということです。

この考え方はどのような痛みに対しても共通です。
オスグッドの場合、膝に負担がかかっています。膝よりも大きくて頑丈な関節である股関節を使えるようになることで、膝の負担を激減させることができます。
そうなると膝が痛くなる道理がなくなります。実際に当院でも、股関節を使うように動いてもらうことで、その場で痛みが無くなる子もいるくらいです。

実は、施術を受ける事よりも、体の使い方を変えることの方がはるかに重要だったりするのです。

あとは、股関節が自然と、無意識に使えるようにしていくために、宿題のワークを実施してもらいます。このワークを継続していくと勝手に股関節が使えるようになってくるため、オスグッドの痛みは最短で消えていきます。

経過

彼女の場合、体がどう動いているのか?を把握することに慣れていなかったこともあり、感覚を掴むのに少し時間を要しました。ですが、ワークをすることで膝の痛みが軽減していくことは実感できていたので、頑張って継続していただけました。

次第に、走っても膝の痛みが出にくくなってくると同時に、走りやすさも感じてくれていましたが、なんと復帰戦で自己ベストを更新!
なかなか十分に練習ができてなかった中でも、自己最高タイムを出すことができました。
体の使い方を変えると、当然パフォーマンスは向上します。頑張ってワークを継続してくれた結果ですね!ありがとうございます。


その後は、何かしらの違和感が生じたときや試合前などにメンテナンスとして通っていただいていました。

患者さんの感想

オスグッドで、走ると痛い…を、小学校高学年から繰り返していた高校生の子どもがお世話になりました。
イチかバチかでたかはし先生のところへうかがったところ、ゆらし療法や教えていただいた日々の体操で、症状も改善しました。
なにより、また何かあった時に頼れるところができたことが大変ありがたいです。

※施術効果には個人差があります。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。