腰椎疲労骨折(分離症)から回復して1年でまた腰痛になりました。
来院された経緯・理由
バスケをしていて、腰椎の疲労骨折(分離症)になってしまいました。長い安静期間を取って、ようやく復帰して「これから頑張るぞ!」というときにまた腰痛が出始めてしまいました。せっかく良くなっていたのにショックでした。その時のチームメイトがオスグッドになってしまったのですが、すぐに復帰してきて、お勧めだとここの整骨院を紹介してくれました。院長からのコメント
小学生のころから腰痛を抱えていて、腰椎疲労骨折(分離症)になってしまい、ようやく治ったと思ったら…また再発。すごくショックだったと思います。ようやく大好きなバスケができると思った矢先の腰痛。以前に苦しめられた疲労骨折の苦い経験もよぎったと思います。腰椎の疲労骨折(分離症)もスポーツを頑張る子どもたちには多発するスポーツ障害です。学生の内は腰痛だと我慢し続けて、大人になってからレントゲンを撮った時にたまたま発覚することも多かったりします。成長期に激しいスポーツをしていた人の30~40%の人が罹患しているとも言われています。
腰椎の疲労骨折(分離症)も名前の通り、同じところに負担がかかり続けたことにより、骨折にまで至ったものです。スポーツ、今回のケースではバスケをしている中で、腰への負担をかけ続けたことが根本的な原因です。
一般的には、腰椎疲労骨折(分離症)では、安静と固定とされていますが、レントゲンなどの診断をしてもらう前だと、腰痛という症状だけなので、我慢したり、整骨院でマッサージしてもらって誤魔化しているケースも少なくありません。このスポーツでの腰痛も、整骨院でマッサージをしてもらったり、骨盤矯正を受けたりすると一時的には痛みは軽快します。ですが、これらは対症療法に過ぎないので、またスポーツを再開すると痛みが再発してきます。
根本的な原因はバスケをしているときに腰に負担が集中しているということです。
これを解決しないと、腰椎の疲労骨折(分離症)などの腰痛は治りません。
バスケをしている時に、腰に負担が集中しているのであれば、その負担を他の関節に分散してあげればよいのです。
特に、大きくて頑丈な関節・たくさんの筋肉が関わっている部分…股関節で腰の負担を賄えるようにしてあげると腰の負担は大幅に軽減できるようになります。
残念ながら、これは意識してできるものではありません。何よりスポーツ中に「股関節を使う!」なんて意識をする余裕はありません。
その無意識の『体の使い方』を変えていくのに必要なのが、個別にプログラムしている、宿題のワークです。
ワークを行うことで、腰よりも股関節を優先して使うように脳にインプットしていきます。これにより、意識せずとも自然と股関節が使えるようになっていきます。
このように『体の使い方』を変えるということをしないと根本的な腰痛の解決はできないのです。
経過
バスケに早く復帰したいという気持ちが強かったこともあり、宿題のワークには積極的に取り組んでいただけました。その結果、3回目に来ていただいた時には、バスケをしてもほぼ痛みが出ることはなくなりました。
しかも、体の使い方が変わったことで、バスケのパフォーマンスも上がってきていたようです。
今まで、腰痛に長く悩まされてきていたので、この短期間に痛みがなくなったことに驚かれていました。ですが、それだけ宿題のワークを頑張ってくれたということです!
頑張っていただいてありがとうございました!
患者さんの感想
腰椎疲労骨折から回復後1年で腰痛が出てしまいました。原因究明と再発防止のために通わせてもらい、身体の使い方に原因があると判明して細かく改良改善のやり方を教えてもらいました。ゆらし療法をされてて痛みが想像以上に早く無くなり、身体の使い方改善後パフォーマンスが良くなりました。ありがとうございました!
※施術効果には個人差があります。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。