大学の部活で捻挫をしてからスネが痛くなってしまいました。

大学の部活で捻挫をしてからスネが痛くなってしまいました。

地域:京都市伏見区

お名前:K 様

年齢:大学生

性別:女性

来院された経緯・理由

大学の部活をしていて、足首をひねって捻挫をしてしまいました。そのあとから、すねの方にも痛みが出てきて、部活中にも気になるほどでした。

院長からのコメント

捻挫をした後に、すねなど膝下に痛みが出てくることはご相談は多くあります。足首をひねったりするとその直後に痛みや腫れなどが出てきて、どうしてもこちらばかりに気を取られてしまいますが、足首をひねった衝撃は、足首まわりの筋肉への負担になってしまいます。その結果、すねやすねの外側、外くるぶしの少し上あたりの痛みになってでてきます。厄介なのは、捻挫直後ではなくて数日後くらいから気になるケースもあることです。数日してからなので、捻挫と直接結び付けしにくく、気にはなりつつも放置する場合も多く、ある程度の時間が経ってからのご来院になるケースも少なくありません。場合によっては整骨院でも見落とされてしまうケースもあるようです。

足首をひねった時は、決してただの捻挫だと侮らず、その周辺の状態にまで気を付けていただくことが大切です。

捻挫自体も怖いもので、捻挫をしてしまうと再発リスクが増えます。再発すると、また再発リスクが増えていきます。捻挫をすればするほど関節の安定性が失われていってしまい、捻挫の再発リスクはどんどん増えていきますので、このあたりのことも知っておいていただくだけでも、その後の再発を防ぐきっかけにもなります。

捻挫をしたら、スポーツに強い整形外科や整骨院などへの受診をお勧めします。

経過

彼女のケースでは、捻挫自体はそれほどひどくありませんでしたが、すねに痛みが出ていました。このすねの痛みが彼女にとっては大きな不安になり、極端に再発を不安に感じられていました。

捻挫をきっかけにすねの筋肉が固くなってしまい、痛みになっていたので、まずは痛みを取るためにすねの筋肉を緩めていく施術を行いました。痛みが和らいだところで、捻挫をした原因を洗い出して、その原因を解決するための宿題をお伝えしました。この宿題のワークを続けていっていただければ捻挫は予防できるようになっていきます。また、捻挫をした時の自分で出来る応急処置にもなるので、万が一の時の為に覚えておいてもらほうがお勧めです。

状態がひどくなかったこともあり、2回目に来られた時には痛みもなく、部活ができている状態でした。念のため、ということでしばらく間をあけて3回目も来ていただきましたが、何も問題がなかったため、卒業となりました。

患者さんの感想

捻挫の治療だけでなく、歩き方などの指導をしていただいて、
ケガをしにくい体の使い方を教えてもらえたので良かったです。
気さくで話しやすい先生で楽しかったです。ありがとうございました。

※施術効果には個人差があります。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。