野球をしていて肩が痛くなり、練習に参加できなくなっています。

野球をしていて肩が痛くなり、練習に参加できなくなっています。

地域:京都市北区

お名前:岡田泰樹 様

年齢:21歳

性別:男性

来院された経緯・理由

大学で野球をしていて、肩を痛めてしまいました。
スポーツに強そうなことと、ネットでの評価も高くて、自宅からも近いこともあり、相談することにしました。

院長からのコメント

野球選手、しかも大学の体育会系ということで、競技として本格的にされていたので、肩の痛みで練習に参加できないのは辛かったと思います。

野球をしている人には多い肩の痛みですが、使い痛みやオーバーワークのケースが多いです。
こういった使い痛みやオーバーワークが原因の場合は、施術を行うことだけでは実は不十分で、再発を繰り返す可能性があります。

整形外科では、しばらくの安静・投球制限を指示されたり、ストレッチやインナーマッスルの強化といったことをリハビリとして行います。
また、肩回りの筋肉のマッサージや電気治療なども行いますが、実はどれも対症療法でしかないのです。

復帰して、投球回数が増えてくる、練習量が増えてくると、また痛みが再発してくるケースが多いように感じます。
当院では、整形外科や整骨院に通っていて、一時的には痛みはなくなるものの、練習強度を上げると再発する、というご相談をいただくことが多いです。

再発を防ぎ、最短で痛みを解決するためには、肩が痛くなる理由を解決する必要があるのです。

経過

今回の彼の場合は、肩甲骨と上腕の骨をつなぐ筋肉が固くなってしまったのが直接の痛みの原因でした。
この筋肉を緩めるのと同時に、投げても固まらないようにしていくことが必要となりました。

彼の場合、投球動作の際に、肩甲骨や背骨の可動域が使いきれていませんでした。このことから、肩まわりの筋肉に力みが生じてしまい、筋肉の余計な負荷がかかり、痛みになってしまっていました。

これを解決するために、肩甲骨や背骨の可動域を広げるためのワークを宿題として実施していただきました。
体の使い方を変える、というとフォームを変えるのか?というイメージを持つ方も多いですが、フォームを変えるのではなくて、無意識下での身体操作性を変えていきます。
ですので、フォームを意図的に変える必要もありませんし、無意識に痛みの出ない体の使い方に、体が勝手の修正してくれるようになっていきます。

このワークを頑張っていただいたことで、3回ほどで痛みはなくなり、練習にも復帰できました。
その後、再発をしないように数回、期間をあけながら調整を行いましたが、痛みが出るような兆候もなく、卒業となりました。

ワークを頑張ってくれてありがとうございました!

患者さんの感想

初めて接骨院に訪れたのですが、自分の症状について真剣に聞いて下さり良い治療になった。

また治療だけでなく再発しないためのトレーニングやケア方法が役立った。LINEで手軽に相談できる点も良かった。

※施術効果には個人差があります。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。