サッカーの試合のアップで肉離れをして、早く治して合宿に間に合わせたい

来院された経緯・理由

試合のアップでの肉離れ
筋肉に疲労がでてきて張ってきたから

院長からのコメント

肉離れは突発的に起こるもので、仕方がないと思っている方が多いと思いますが、実は違います。

もちろん大きな負荷がかかって筋肉が耐えられなかったから、というのもあるのですが、
筋肉に負担が蓄積していて、その時の負荷に耐えられなくなっていた、というのが理由の大半を占めます。

日常生活の何気ない動作によってズキッとしてしまうことの方が圧倒的に多いのです。

ということは、肉離れも、その筋肉に負担が蓄積していることに気付けるようになって対処ができれば予防はできます。
そもそも特定の筋肉に負担をかけ続けなければ、肉離れにはならないのです。

肉離れになるということは、その筋肉に負担をかけ続けるような体の使い方をしていたということです。
肉離れの損傷自体の回復を促進することも、もちろん大事なのですが、
それ以上にその筋肉に負担の集中しないような体の使い方に変えるということが根本的な解決には必要不可欠です。

経過

初めて来ていただいた時は、左のハムストリングスの肉離れで、2週間後にある合宿に間に合わせたいとのことでした。
歩くのも痛むような状態でしたが、初回施術後には普通に歩けるようになりました。
その後、施術の度に出来る事が増えていき、回復を促すための宿題にも積極的に取り組んでいただいたおかげもあり、
2週間後の合宿までには100％でプレーできるような状態にまで回復することが出来ました。

その後、しばらくして同じハムストリングスで、違う箇所の肉離れを起こしてしまいました。
彼の場合はトレーニング、特にダッシュの時に、ハムストリングスに負荷をかけすぎるような走り方をしていたことが問題でした。

肉離れの施術と同時に、走り方を変えるような個別のワークを作成し、続けていってもらいました。
肉離れの痛みも解消されてきて、ハムストリングスに頼るような走り方も変わってきて、「走りやすくなってきた」との実感も感じてもらっていました。

ダッシュを繰り返すトレーニングをしても、違和感や怖さ、張り感もなくなったので卒業となりました。

肉離れに気をつけてサッカーを頑張てくださいね！

患者さんの感想

1回来ただけで、だいぶ筋肉が緩まっていく感覚はあったり、走り方やトレーニングの方法も教えてくださって、とても実践に繋がりました。

※施術効果には個人差があります。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。