有痛性外脛骨の痛みで悩むあなたへ|靴が当たる・運動で痛む原因とは

有痛性外脛骨の痛みで悩むあなたへ|靴が当たる・運動で痛む原因とは

第1章 こんなお悩みはありませんか?

「足の内側に骨みたいな出っ張りがあって、押すとズキッと痛む」
「靴が当たると赤く腫れて、部活中も気になって集中できない」
「練習を休むと少しマシになるけど、走るとまた痛くなる…」

このような訴えで来院される方がとても多いのが、有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)という症状です。
特に中学生から高校生の成長期の子ども
や、部活動でサッカー・バスケットボール・陸上などを頑張っている子によく見られます。

足の内側、ちょうど土踏まずの上あたりにある舟状骨(しゅうじょうこつ)という骨に、
「外脛骨」と呼ばれる余分な骨があり、そこに炎症や摩擦が起きることで痛みが出ます。

 

・靴が当たる・押すと痛い

「新しいスパイクや運動靴に変えてから痛くなった」
「靴の内側が当たるだけでズキッとする」
そんなケースが多く見られます。
外脛骨の部分は出っ張っているため、靴との摩擦や圧迫が痛みを悪化させてしまうのです。

 

・運動やジャンプで痛みが増す

部活動でのランニングやジャンプ、ターンなどの動作で痛みを訴えることも多いです。
「使うと痛い、休むと少し楽になる」というパターンは典型的です。
後脛骨筋という筋肉が外脛骨を強く引っ張ることで、骨や腱にストレスがかかってしまうのが原因です。

 

・日常生活にも支障が出ることも

「靴を履くと痛くて通学がつらい」
「長く歩くとズキズキしてくる」
といった日常生活の支障を訴える方もいます。
痛みが続くと、無意識にかばって歩き方が変わり、他の関節に負担がかかることも少なくありません。

 
 

・焦りや不安の声も多い

「部活を休みたくない」
「大会が近いのに痛みが取れない」
「もう治らないんじゃないか」
といった焦りや不安の声を聞くこともあります。

しかし、有痛性外脛骨は正しくケアすればしっかり改善が見込める症状です。
第2章では、その原因やメカニズムについて、もう少し詳しく解説していきます。

 

 

第2章 有痛性外脛骨とは?

有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)とは…
足の土踏まずの上あたり(舟状骨:しゅうじょうこつ)に“余分な骨”ができてしまう状態のことを言います。

通常、この部分には「後脛骨筋(こうけいこつきん)」という筋肉の腱がついており、足のアーチ(土踏まず)を支える大切な働きをしています。
しかし、外脛骨があると、その腱の付着部が常に引っ張られたり、靴でこすれたりしてしまい、炎症が起こって痛みが出るようになります。

成長期の子どもに多く見られるのは、骨がまだ柔らかく、繰り返しの運動や靴の圧迫で簡単に炎症を起こしてしまうからです。
ですが大人になってからでも、有痛性外脛骨の痛みに悩まされてる人も多いので、「大人になったら治る」というふうに安易に考えない方がいいです。

 

また、有痛性外脛骨には以下のような特徴があります。

・足の内側に出っ張りがある
・押すと痛い、靴で当たると痛い
・運動中や運動後にズキズキする
・長く歩くと痛みが増す

一見「骨が原因」と思われがちで、整形外科では手術を勧められることもあります。ですが、実は、『外脛骨があること』ではなく、『外脛骨に負担がかかっていること』が痛みの原因になっています。

実際に体の使い方、姿勢の癖との関係が深く、歩き方や走り方を変えていくことで、手術をしなくても痛みが引くことは多いです。

 

 <br><br>第3章 一人ひとり違う原因に向き合うことの大切さ

同じ「有痛性外脛骨」でも、痛みが出る原因は人によって異なります。

たとえば…

足のアーチが崩れている(偏平足傾向)
ふくらはぎの筋肉が固い
靴のサイズや形が合っていない
後脛骨筋に負担のかかるような体の使い方をしている

などといった理由が重なり合って痛みが出ているケースがほとんどです。

そのため、「ただ安静にする」、「湿布を貼る」だけでは、根本的な解決にはつながりません。

 

大切なのは、“なぜ痛みが出ているのか”を探していくことです。

 

治療院では、

足のアーチの高さ、崩れ方
立ち方や重心のバランス
後脛骨筋やふくらはぎの柔軟性
歩き方や走り方、スポーツでの体の使い方

などを細かくチェックし、痛みの根本原因を探っていきます。

一人ひとり違う身体の状態に合わせて施術やセルフケアを行うことで、再発を防ぎながら、しっかりと改善へ導くことが可能になります。

 

 

第4章 具体的な治療・サポート内容

治療院では、次のような流れでサポートを行います。

 

①筋肉・腱の柔軟性を取り戻す

後脛骨筋やふくらはぎの筋肉が固いと、外脛骨に強い牽引力がかかり、痛みを引き起こします。
施術行うことで筋肉の柔軟性を取り戻して、外脛骨に負担がかからないようにしていきます。

 

②足のアーチを整える施術

偏平足傾向がある場合は、足裏の筋肉の状態を整えることや立ち方を整えることでアーチを回復させます。
その人の目的と状況によって異なりますが、必要に応じて、テーピングやインソール(補助具)を使い、足の負担を軽減していくことも検討します。

 

③正しい動き・セルフケアの指導

筋肉の状態が整い、アーチが保持されるようになり、痛みが落ち着いてくるのと同時に行うのが再発予防です。

ふくらはぎ(後脛骨筋)が固くならないように、外脛骨に負担がかからないような体の使い方に変えていきます。

言葉だけ見ると難しいように感じますが、実際にはその人に合ったワーク(宿題)をしてもらうだけです。
その人の体の状態に合わせてこちらで個別のワークを作成します。そのワークをしていただくことで、自然と『体の使い方』が整ってきます。

ワークを継続してもらうことで、痛みが出にくい体の使い方に変わっていくのです。

自宅でも続けられる簡単なケアを覚えることで、自分自身で痛くならないように管理ができるようになります。

 

 

第5章 患者さんの声・改善事例

実際に当院に通われた患者さんの声をご紹介します。

 

・三重県 高校生 男子 サッカー部

三重県に住んでるのですが、近くの病院や整骨院に通っていても全然良くなりませんでした。
なかなかサッカーにも復帰できず悩んでいたところ、Youtubeでたかはし鍼灸接骨院を見つけて、一度診てほしいと思い連絡しました。

他の病院に行っても、痛みがあまり取れなくて困っていたのですが、YouTubeを見て、たかはし先生に見てもらいたくて、コロナ休みという期間で「良くなればいいな」程度の気持ちで来たら、治療を重ねるごとにどんどん良くなってきて、とても満足しています。

他の病院と大きく違うところは、1つ1つの説明の丁寧さです。
自分は全然くわしくないのに説明を聞いているとしっくり来るところが良かったです。

 

・大阪府 パート 女性

内くるぶしの下に痛みが出て、湿布をしても治まらず近所の整形外科に行くと【有痛性外脛骨】と診断され「特に治療はなく、簡単なストレッチ(たった1種)で治らなかったら◯万円のインソールを作って、よくなるかどうか。とりあえず安静に」と。治らないかもしれない上に、毎週楽しんでいた卓球も禁止、、、ショックでした。
案の定簡単なストレッチで変化は無く、むしろ日々痛みが増すばかり…
諦めきれず他にできることはないかとYouTubeで探していたところ高橋先生の動画にたどり着きました。有痛性外脛骨に関する動画は他にたくさんありましたが、高橋先生の「原因となる動作を改善しなければ、痛みは繰り返す」という他とは違うアプローチに、藁にもすがる思いで診ていただくことに。
先生にお会いしていなかったら、目標だったディズニーどころかどのような生活になっていたかわかりません。また仕事に就くこともでき、普通の生活を取り戻せたこと本当に感謝しています。ありがとうございました。

 

・京都市 中学生 男子 陸上部

この先生は、ゴッドハンドだと思います!!
陸上部所属(長距離)の中1男子。足が痛いと練習も満足にできなくなったため整形外科へ。
外脛骨炎と診断され、お医者さんから「この痛みとうまく付き合ってください」と言われ完治はないと絶望的な気持ちになったことを覚えています。
藁にもすがる思いでネット検索したところ、「たかはし治療院」さんのYouTubeを見つけその内容にすぐ予約。

施術はもちろんですが、先生からの「治ります」、「ケガした分だけ体の使い方を修正できるので、さらに良いパフォーマンスができるようになります」という言葉に救われました。

そして、約1ヶ月施術を受けたところ、治りました!
さらに自己ベストがどんどん出せるぐらい走りも速くなっています‼︎

お医者さんからの言葉はなんだったのか⁈というぐらい驚いています。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

さらに、体の使い方・走り方を教えていただき、ケガをしにくい体・走り方を習得しています。
今このタイミングでこの治療院に出会えて本当に良かったと思っています。
引き続きお世話になっていきたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。

 

・京都市 高校生 男子 サッカー部

外脛骨で悩まされてましたが、ゆらし療法によってとても改善されました。
怪我をしない体の動かし方を習い、怪我しがちの体が改善され、怪我なく楽しくスポーツをすることが出来るようになりました。

 

 

 

第6章 まとめ

有痛性外脛骨の痛みは、「骨の異常」だけでなく「体の使い方」が大きく関係しています。

痛みを我慢しながら練習を続けてしまうと、炎症が悪化し、長引くケースも少なくありません。
しかし、早期に適切なケアを行えば、しっかり改善して部活動に復帰することが可能です。

「痛みがあるけど、どこに相談したらいいか分からない」
「部活を続けながら治したい」
そんな方こそ、ぜひ一度専門の治療院にご相談ください。

体の状態を丁寧に見極めながら、あなたが『痛みを気にせず思いきり動ける毎日』を取り戻すお手伝いをいたします。

 

 

Youtubeでも『湯通性外脛骨』について解説しています。
↓↓↓

有痛性外脛骨はオンラインのサポートでも治していくことが出来ます!
有痛性外脛骨を自分で治していきたい!という方は動作改善オンラインをご覧ください。
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著者プロフィール  高橋 迪大(たかはし みちお)

たかはし鍼灸接骨院 院長
鍼灸師・柔道整復師・鍼灸専科教員
京大フェンシング部 トレーナー
NPO法人 TRAINER'S BANK 理事

《経歴》

  • ビーチサッカー日本代表選手のトレーナー
  • JFL 京都佐川印刷SC トレーナー
  • 京都精華学園中学・高等学校女子サッカー部 トレーナー
  • 和邇SSS トレーナー・コーチ
  • オスグッドの専門家としてTVへの出演