【講習会】ケガをしない体作り│樟葉中学サッカー部で講習会を行いました!

茨木市の『たくみ整骨院』の伊藤先生のところに、樟葉中学サッカー部の保護者の方から、『ケガを減らして、パフォーマンスを高める講習会』をして欲しいというご依頼があったようです。
その伊藤先生から、「ぜひ一緒に行きましょう!」とお誘いをいただき、ゆらし療法の認定院の先生方と一緒にお伺いさせていただきました!
伊藤先生からは、足が速くなる走り方、ターンが速くなる方法
私からは、当たり負けない立ち方・歩き方、キープ力の上がるドリブル
という豪華二本立てでした!(自分で言う笑)
実は、「ケガをしない」ということと「パフォーマンスが高い」というのは表裏一体です。
体にとって、効率的な使い方、無駄のない使い方ができていれば、
自然と、ケガをしない、パフォーマンスの高い体の使い方になるのです。
保護者の方からすると、「ケガをしない」という点の方が気になりますが、
選手自身や監督・コーチからすると「パフォーマンスを高めたい」という方が気になると思います。
一度で二度おいしい講習会となりました!
- 『ケガしない』=『パフォーマンスが高い』

伊藤先生の管轄の「足が速くなる走り方、ターンが速くなる方法」というのは、
私がここで公表するわけにはいかないので、興味のある方は直接、お問い合わせしてみてください。
伊藤先生のHP・インスタ
↓↓↓
https://www.takumiseikotsuin.jp
ここでは私の担当した「当たり負けない立ち方・歩き方、キープ力の上がるドリブル」を
お話していければと思います。
先ほどもお伝えしましたが、「ケガをしない」というのと「パフォーマンスが高い」というのは表裏一体です。
どちらか片方だけ伸ばす…ということも不可能ではないですが、
両方ともまとめて磨いていく方が早かったりします。
スポーツだけではありませんが、ケガや痛みって、
実は大半は使い痛みやオーバーユースが元になっています。
捻挫や打撲などもあるんですが、それでも日々の疲労や負担が蓄積された結果、
痛みやケガに繋がってしまった、というようなことが多いんです。
そうなると、日々の練習やトレーニングの中で、
いかに負担を蓄積させないか、
いかに疲労させないか、
ということが重要になってきます。
負担を蓄積させない、疲労させないってことは、
楽に動くってことに繋がります。
では、楽に動くことができれば…
さらに運動強度を上げられる、
さらに運動量を増やすことができる、
ってことにも繋がりますよね!
だからこそ、「ケガをしない」=「パフォーマンスが高い」なんです!
- 当たり負けしない立ち方とは?

一言でわかりやすくいうと、「体幹が使えている」ということなんだと思います。笑
なぜこんな言い方になるかというと、世間一般では「体幹が良い」とか「体幹が強い」っていうでしょ?
でも体幹ってものの定義って実は曖昧で人によってはなんか違うものを指してたりします。
でも皆さん「体幹」って言葉が好きですよねぇ…笑
というしょーもない話は置いておいて…笑
押されても崩れない、押し負けない、立ち方って感じですね。
私は「軸を通す」という表現を使います。
体幹うんぬん関係なく、コツさえつかめれば誰にでも実感できるものだったりします。
この立ち方が出来るようになるスイッチはいくつかあるんですが、
大事なのは自分にとって使いやすいスイッチはどれか?
を探すことなんです。
そして、そのスイッチを意識せずとも入れられるくらい自然に使えるようになることが重要です。
この立ち方ができると、押されても崩れない、押し負けない、ようになるんですが、
これって逆に言うと、体にかかる負担がガクッと減らせるってことなんですよね。
相手にぶつかられた時に、いつもは崩されてたのが、この立ち方ができると崩されなくなる。
しかも自分はそんなに頑張っているつもりは全くない。そうすることで余裕が生まれる。
結果として、考えることもできるし、選択肢も広がるとなると、
パフォーマンスが上がるんです!
姿勢が崩れたり、押し負けることで転倒するとケガのリスクも増えてきます。
これを防げるってだけでもケガの予防にも繋がります。
軸を通して立つ。これを会得して、無意識に出来るようになるのが目標ですね!
- 当たり負けしない歩き方とは?

立つことができれば、次は歩き方ですね。
スポーツでは走ることが多いですが、走り方を変えたければ歩き方を変えればOKです。
あ、これ、『無意識に変えるためには』って話です。
意識して変えるなら、比較的簡単に変えられるんです。
でもサッカーやラグビー、バスケや野球、どのスポーツでも、ただ走れば良いと言うわけではありません。
相手の状況や味方の位置、ボールの位置、スペースなどなど
色々と見ながら、色々と考えながら、走らないといけないわけです。
そんな時に、「走り方が~」とかって意識してられないんですよね…
なので、走り方をはじめ体の使い方は無意識に変えないといけない!
使い物にならないんです!
ここでも先ほどの立ち方、軸を通した状態で、その軸をいかに崩さずに歩くかってことをしていきます。
これもいくつかスイッチがあり、自分にはどのスイッチが使いやすいかを探していってもらいます。
軸が通った状態で歩けるようになると、横から押されても崩れないし、引っ張られても負けずに進めます。
わかりやすいのは、ラグビーで相手DFを2~3人引きずりながら走っている状態でしょうか。
あれができるのはしっかりと軸が通っているからなんですよね。
そして、この歩き方ができていると、ドリブルをしている時のボールの位置が変わるんです!
というか変えないとドリブルできなくなる…
すると自然とキープ力が上がります!
何を隠そう、私自身が実証経験済みです!
学生時代の私を知っている人ならわかるはず。。。
運動音痴具合を!笑
高校から考えたら倍以上の年齢になりましたが、今が一番ドリブルがうまいですからね~
キレもあります。
スタミナはなくなりましたが…笑
まぁこの話は別にしなくてもいい話でしたね笑
- 実は…ケガはするほど上手くなれるんです!

ケガの予防とパフォーマンスアップは表裏一体というお話をしてきました。
立ち方や歩き方を変えて、当たり負けしない立ち方・歩き方ができるようになると、それだけでケガのリスクも減らせます。
これはここまで読んでいただければなんとなく伝わったかなと思います。
でも…
ケガはするほど上手くなる…???
そんなわけないやん!と思われるでしょうけど、残念ながら事実です!笑
ケガをした、痛みが出たってことは、何かしら効率的な動き方・体の使い方ができてなかった、ということでもあるんです。
タックルで転倒した、スライディングで削られた、ターンで踏ん張った、時に痛めた、などなどね。
ということは、その時の体の使い方を効率化できる余地があるってことですし、
そこを変えられればさらにパフォーマンスを高められる可能性があるってことなんです!
ケガや痛みは、あくまで『体の使い方が非効率だよ』って合図でしかないってことです。
そう思うと、あんまり怖いものでもなくなるでしょ?
そうなると、よりチャレンジもしやすくなります。
チャレンジすればより上達します!
まさに、上達の好循環が生まれるんです!
とまぁ、樟葉中学サッカー部の選手たちも、今回の講習会の一回だけで全てが伝わったわけでもないし、理解できたわけでもないと思います。
でも、これからのサッカー人生、スポーツ人生において、自分の体と向き合うきっかけになってくれたら嬉しいなと思います。
自分の体のことを知るって、ちゃんとできればそれだけで上達スピードは格段に速くなりますからね。
これからも頑張ってくださいね!
ケガの予防、パフォーマンスを高める、足を速くしたい、当たり負けしないなど、
どんなスポーツでも、どんなご要望でも、
身体感覚と身体操作の視点からの講習会も行っています。
ご興味のある方はお気軽にご相談してください!
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