ヘルニアによる右脚のシビレで歩くのもつらく、手術と言われて落ち込んでいました…
来院された経緯・理由
ヘルニアによる右脚のシビレがあり、歩くのも辛く、日常生活がまともに送れなくなっていました。病院では手術と言われてしまい、落ち込んでいたところに、娘がお世話になっているスポーツトレーナーということで来ました。
院長からのコメント
病院ではヘルニアと言われ、右脚のシビレがひどくなっていて歩くのも辛くなってきてしまっていました。日常生活にも大きな支障が出てきていたので病院では手術を進められているようでしたが、やはり手術は出来るだけ回避したというご本人の思いと、手術となるとお仕事もしばらく休まないといけなくなるので避けたいとのことで、当院で施術をしていくことになりました。
ヘルニアと診断されていても、実はしびれの直接の原因がヘルニアにないこともあります。
実際に、ヘルニアを取り除く手術をしても症状が変わらない方も今まで見てきましたので、手術だけでは改善できないものも少なくないのです。
歩き方などの体の使い方、姿勢、お体の状態を確認させていただき、シビレ自体はヘルニアではなく筋肉が固まってしまったことで出ていると判断しました。
施術は、神経を刺激してしまっている固まってしまった筋肉を緩めていくことを行い、その筋肉がまた固まらないように体の使い方や姿勢を変えるためのワークを宿題として頑張っていただきました。
というのも、筋肉を緩めるだけだと、ヘルニアになってしまった体の使い方までは変わらず、また腰に負担がかかり、筋肉が固まってしまい、しびれが再発するリスクが高いからです。
実際に、施術後にはシビレも緩解していたとしても、また次に来ていただいた時には症状が戻ってしまっているということもありました。
ですので、腰に負担がかからないような体の使い方や姿勢を身に付けていくことが必要不可欠なのです。
経過
施術を受けていただいた後はシビレも緩解しましたが、日常生活の中で再びシビレが出てきていました。体の使い方や姿勢を変えていくためのワークを続けていただくと、徐々に日常生活で戻るシビレがなくなってきました。
元々、症状も酷かったこともあり、早い段階で日常生活の支障を取り除きたかったので、鍼治療も同時に行っていくことにしました。
そこから症状の軽減が大きくなり、回復が早くなっていきました。
結果として、手術をすることなく、シビレはなくなり、普通に日常生活を送れるようにまで回復されました。
患者さんの感想
はじめての鍼治療でとまどいましたが、体がみるみる軽くなり楽になりました。症状によって丁寧に治療メニューを組んでいただき手術せずに治ってきました。
※施術効果には個人差があります。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。