慢性の腰痛の治し方│腰痛は生活習慣病!自分で解決するのがお勧め

慢性の腰痛の治し方│腰痛は生活習慣病!自分で解決するのがお勧め

「腰痛は治らないもの」
「腰痛は我慢するしかない」
「腰痛はだましだまし付き合っていくしかない」

と思って、腰痛の痛みに耐えながら生活されている方も多いと思います。

ですが、実はこれは大きな誤解!

整骨院や整体院でマッサージや施術を受け続けていても良くならない理由と、
腰痛を自分自身で解決するための方法を実例を交えてご紹介します。

 

第1章 腰痛は整骨院や整体院では治せない?!

「整骨院などで揉んでもらうと楽になるけど、またすぐに戻る」

よく耳にする腰痛の方の感想です。
(ちなみにうちの患者さんではないです笑)

SNSなどでもこういった言葉が多く、結局治らない、というような方が多いように感じます。

 

ですが、これって当たり前の話で、

揉んでもらう、電気をあてる、温める、けん引する(伸ばす)、
骨盤矯正、骨格矯正、鍼灸治療、カイロプラクティック、筋膜リリース、など
全ての施術において言える事なんですが、

ベッドの上に寝て、人からしてもらえることって、ほぼほぼ対症療法なんです。

 

よくよく言われる痛みの原因…
筋肉の固さや骨盤の歪み。

これらが根本的な原因なんですよって聞くこともありますが…

 

筋肉が固くなってるから…

筋肉が固くなってる理由は?

そういう生活をしているから

 

骨盤が歪んでいるから…

なぜ骨盤が歪むの?

そういう生活をしているから

 

ってなりませんか?笑

 

しかも、本当に根本的な施術ができているなら繰り返さないはず。

でも、筋肉の固さも、骨盤の歪みも、
「また出てくるので、定期的な施術が必要ですよ」
と通うことを強く推奨される。

これ、本当に根本的な解決方法なの?

と日々、柔道整復師・鍼灸師である私は思ってしまうのです。笑

 

 

第2章 腰痛は生活習慣病!腰痛になるような生活をしている結果でしかない

腰痛の原因によく言われる、筋肉の固さや骨盤の歪み、姿勢の崩れ。

これらが生じる原因って何なんだと思いますか?

 

デスクワークの時間が長いから?
重たいものをよく持つから?
立ち仕事だから?
左右のバランスが悪いから?
姿勢が悪いから?
体幹が弱い(ない)から?

でも同じ条件でも腰痛になっていない人もおられますよね?

 

そして、
荷重ポイントが~
インナーマッスルが~
軸が~

とかって専門的な小難しい話も実はあんまり関係ないんですよ。

腰痛ってそんなに難しく考える必要もないんですよね。

もっとシンプルに考えてください。

 

あなたが腰痛になっているのは、腰痛になるような生活を送ってきた結果。

これに尽きます。

 

腰に負担をかけた分と、あなたが持っている回復力のバランスが崩れて、
限界を迎えた結果として、腰痛になっているのです。

 

だから、施術をどれだけ受けても、一時的な回復力の強化にしか繋がらないし、
腰にかかっている負担とのバランスが崩れていれば、また蓄積してきて溢れてしまいます。

 

だから、腰痛を解決するのにしなければいけないことは、

『負担と回復のバランスを取る』ことなんです。

 

 

第3章 恐怖!知らず知らずのうちに自分で腰痛にしている

腰痛に悩む方のカウンセリングをしていて、よく聞くのが、、、

「何もしてないのに痛くなってきたんです」

というようなお話。

 

そう!
誰しも、自ら腰を痛くしようなんて思ってもいないんです!

でも、腰が痛くなっている…という事実がある以上、
残念ながら腰に負担をかけていたのは疑いようのない事実。

 

実際に、「あなたは誰のせいで腰痛になったと思いますか?」と聞くと、
ほとんどの人が「…自分…かな」とおっしゃいます。

腰に負担をかけている自覚はないけれど、痛くしてる覚えもない。
でも他の誰かのせい、というわけでもない。

 

問題なのは、腰に負担をかけていることを『知らない』、『気づいていない』ということなんです。

 

第4章 プロが勧める腰痛を自分で解決する方法とは

答えは単純です。

日常生活の中で、腰に負担をかけている要因を少なくしていくことです。

 

「え?ストレッチとかじゃないの?」
「メンテナンスに来いって言わないの?」

という声も聞こえてきそうですが…笑

もちろん、メンテナンスに通うのは良いと思います。
でも…
通い続けているのに良くならない、
通う回数を減らしたいのに、
本当は通いたくないのに、
と思ってるなら、もったいないかな~とは思います。

 

というのも、ストレッチもメンテナンスも、回復力を高めることでしかないのです。
日々の負担を減らす、ということにはならない。

回復力を高めることだけに囚われると、
ストレッチなどのセルフケアの時間が必要になり、
整骨院などにも通う頻度を上げていかないといけない。 

…それで納得されてるなら良いんですけどね。

 

回復力を高める方法では、キリがないのです。

それよりも、日々腰に掛けてる負担を少なくする方が余程合理的かつ簡単。

 

例えば、、、
あ、これ実際にやってみてくださいね!

 

前かがみの姿勢を取ってみてください。
この時に、上半身を前に倒して、腰を曲げていませんか?

これ、腰に負担をめっちゃかけてます。

 

で、もう一度、前かがみの姿勢になっていただくんですが、
今度は、お尻を後ろに引いてみてください。

そうすると、自然と上半身が前に倒れると思います。

この時、背骨はまっすぐで、股関節から曲がっているのはわかりますか?

 

股関節から曲がってる!
こっちの方が楽!

と感じ取れた方なら、腰痛の解決は早いと思いますよ。

感じ取れなかった方は、何度もこれを繰り返し感じ取れるようにしていってください。

 

このように同じ『前かがみ』の姿勢でも、体をどう動かすのか?という違いで、
体の使い方が変わってくるのです。

さて、1日に何回前かがみになりますか?

この前かがみ全て、腰ではなく、股関節で出来るようになれば、
それだけでも腰の負担は減らせると思いませんか?

 

『体の使い方を変える』これが腰痛を解決するのに一番の近道になるのです。

 

 

第5章 歩いても座っても辛い腰痛を自分で治せた!

実際に、当院の患者さんで、歩いても座っても腰痛がでて、我慢できなくなってしまった方がおられました。

痛みが出だしてから約1年間、整形外科や整骨院、カイロプラクティックなどに行くも良くならず、当院にご来院されました。

 

腰痛になる理由をご説明したところ、納得していただいて、ワーク(宿題)にも頑張って取り組んでいただきました。

その結果、3か月後には、ほぼ痛みはなくなり完治されました。

「3か月もかかってるやんか」
と思われるかもしれませんが、この方、月に1度しか来られてないんです。合計3回。

 

1年ほど治療しても良くならなかった腰痛が、ワークを頑張って3か月で解決できたんです。
月に一度しか来られてないので、口が裂けても「私が治しました」とは言えません。笑

 

ワークを続けていってもらう中で、腰痛になる根本的な原因に気づくことが出来て、
その動作が自然と変わっていった。
その結果として、施術を受けることが少なくても腰痛が無くなっていったのです。

 

この方の体験談はこちら
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この方のように、「自分で治す」と覚悟を決めていただければ、腰痛はそんなに難しくなく良くなります。

だって、腰痛はあなたの生活習慣の中で作られたものだから。

腰痛にならない習慣・体の使い方に変えていけば、腰痛になるはずもないのです。

 

ただ、それ以上に負担をかけてしまったなら、どうしても仕方のないほどの負担をかけてしまうのであれば、

その時は施術に頼っていただくのが良いかなとは思います。

 

ですが、出来る限りはご自身で管理できるようになる方がいいんじゃないかなと思うので、
私は施術に来てもらうことよりも、ワーク(宿題)でご自身で治していっていただくことをおすすめするのです。

 

 

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著者プロフィール  高橋 迪大(たかはし みちお)

たかはし鍼灸接骨院 院長
鍼灸師・柔道整復師・鍼灸専科教員
京大フェンシング部 トレーナー
NPO法人 TRAINER'S BANK 理事

《経歴》

  • ビーチサッカー日本代表選手のトレーナー
  • JFL 京都佐川印刷SC トレーナー
  • 京都精華学園中学・高等学校女子サッカー部 トレーナー
  • 和邇SSS トレーナー・コーチ
  • オスグッドの専門家としてTVへの出演

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